近未来マーケティング|飲料メーカー
生活者マインドから発想する近未来サービスアイデアワークショップ
受け継がれてきたリソースを使って、時代の変化に合わせた商品展開やサービス提供を行う飲料メーカー。既存リソースを活用した近未来サービスのさらなる可能性を探るため、アイディエーションワークショップの設計から、サービスアイデアの展示会コンテンツ化まで支援。商品開発や顧客へのプレゼンテーションに繋がりました。
<Background>
変化する社会で既存リソースの可能性はどこまで広がるか
社会変化とともに、ライフスタイルも消費者心理も変わっていくなかで、企業の核となるリソースであり不動要素でもある既存商品の提供シーンをいかに広げていくことができるか。既存リソースを活用した近未来サービスアイデアを創出し、顧客向けの自社展示会でアイデアを示すことで、新たなビジネスの可能性を探りたいという飲料メーカーのために、アイディエーションワークショップから展示会コンテンツ制作まで支援しました。
<Approach>
顧客インサイトと自社リソースの化学反応を起こす
デザインエスノグラフィ社の独自ツール「MIND SHUFFLE®」を使ったワークショップで、まだ掘り起こせていない顧客インサイトと自社リソースとの化学反応を起こし、近未来の社会課題を解決する新たなサービスアイデアを創出しました。有識者インタビューとデスクリサーチをもとに、トレンドや社会課題のインプットを事前に行い、ワークショップ参加者を社会課題起点の思考にシフトしておくこと。そして、未充足の潜在ニーズと強制連関させることによって、既存リソースを最大限に活用しながらも、まったく新しい近未来のサービスアイデアが生まれました。
ワークショップ中にグラフィックレコーディングでアイデアを可視化し、それをもとにサービス全体像を描いたイラストと、ユースケース、社会背景とをセットにしたサービスシナリオを作成。商品開発や展示会での顧客へのプレゼンテーションに活用されました。
ワークショップ
グラフィックレコーディングを使ったアイデアの可視化
パンフレット制作
ワークショップで生まれたアイデアを丁寧に精緻化し、パンフレットにまとめました。
展示会
顧客に伝えるプレゼンテーションボードにまとめ、創出したアイデアを元に具体的なサービスのプレゼンテーションが行われました。
Client:飲料メーカー
Sector:飲料
Year:2018.11-2019.01
Producer:辻田 泰子(伊藤忠ファッションシステム)
Director/Facilitator:山本 茂貴(デザインエスノグラフィ)
Copywriter:及川 結理(デザインエスノグラフィ)
Graphic Recorder:日高由美子(えがこう!)
Illustrator:朝野ペコ
Designer:丸山 智也(マルヤマデザイン)
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